昨年に続いて、今年度も、中学2年では「特別プログラム」と題しまして、普段の学校生活ではなかなかできないことにチャレンジしました。7月25日~27日の3日間、計4つのプログラムを実施しました。
初日の7/25では「理科×家庭科」と題しまして、理科で学んだ「糖」や「酵素」の知識をもとにパン作りを行いました。ただし、「パン作り」と言っても、今回は「理科」と「家庭科」という2つの教科を融合させたプログラムです。
砂糖の量などの条件の異なる3種類のパンを作り、できあがりやそこに至るまでのプロセスでどのような違いが生じるのか、iPadに記録をとりながら、パン作りを進めていきました。写真を見ると、焼き色の異なるパンが3種類あることがおわかり頂けると思います。
条件が違えば、パンの焼き色、固さ、味に大きく違いがあり、その違いが生じる理由は何か、生徒たちは理科で学んだ知識と結びつけて理解することができたようです。
以下、生徒たちの感想(一部)です。
「まさか、砂糖でパンがあんなにも変化すると思わなかったので、想像以上に驚きました!そして、家庭科と理科はとても結びつくものだと感じることができました!」
「砂糖は甘みをつけるだけの役割だと思っていたけど、実は違い、酵母と結びつく重要な役割を果たしていることを学びました。」
「今回、中学生になって初めて特別プログラムに参加しました。パンづくりを踏まえて、発酵などについて知ることができたので、すごくよかったです。」
「砂糖が多い方がうまくいくと思っていたけれど、実際はB(5g)で作ったパンが味も固さもちょうど良かったです。」
特別プログラムでは、自身の興味・関心の幅を拡げ、「志」につなげていくことを目的に、おもに長期休業中に実施しています。こうした経験や体験は、今後もさまざまなことへチャレンジしていく積極性や主体性を育む土台となっていくと思います。
次回は、2日目のプログラムの様子を紹介いたします。どうぞお楽しみに。