10月21日（月）に、高校2年生医進コース・サイエンスコース・国公立理系コースの生徒を対象に九州大学理学部研究室訪問を実施しました。はじめに学部長の寺嵜先生に理学部の概要を説明していただきました。その後4班に分かれて、物理学科、化学科、生物学科、地球惑星科学科の各研究室を見学させていただきました。「原子核の構造についての新しい考え方」、「学生の皆さんが活動しておられる実験室で実験の方法や器具・薬品の説明」、「じっくりと顕微鏡を覗いて記憶に関わる神経細胞であるニューロンの観察」、「実験をとおして隕石が地球に衝突した際の衝撃に関する研究の説明」など様々な体験をさせていただき、生徒たちは、実際に大学に訪れないと味わえない学問のおもしろさを体感していました。また、研究室訪問後の懇談会では、大学の先生方が生徒たちの質問に丁寧に答えてくださいました。特に印象に残ったのは、理学部、農学部、工学部、薬学部それぞれの研究対象に対するアプローチの違いに関するお話があり、学部を選ぶ際のわかりやすい視点を得ることができました。最後に、女子学生をもっと増やしたいというお話も伺いました。昨年に引き続き2回目の実施ですが、本校から九州大学理学部を目指す生徒が一人でも多く出るように今後も継続して実施していく予定です。