第69回NHK杯全国高校放送コンテスト 全国大会(7/26日〜28日)に、行ってきました。67回大会は中止、68回大会はCD(録音)審査のみだったので、会場に出場生徒が集まって全国大会が開かれるのは3年振りのことでした。

その大会において、放送部部長の飯干莉緒さんがアナウンス部門で躍動しました。準決勝前日は本調子にはほど遠い状態でしたが、7月27日の準決勝本番では、さっきまでの状態が嘘のような、完璧に近い、落ち着いたアナウンスを披露してくれました。翌28日の決勝当日。決勝が行われるNHKホールで、決勝進出者10名が発表されました。NHKホールの大きなスクリーンに、「福岡県　筑紫女学園高等学校　飯干莉緒」という表示がありました。飯干さんが決勝に進出したんです。喜びと感動と感謝で、胸がいっぱいになりました。

NHKホールで行われた決勝の舞台で、飯干さんは今までで聞いた中で1番良いアナウンスを、堂々と披露してくれました。残念ながら日本一には手が届きませんでしたが、全国でおよそ3000人が挑んだアナウンス部門で堂々のベスト10に入り、優良賞を獲得しました。

ここに至るまでの、彼女のひたむきな懸命に部活に取り組む姿勢が結果として現れた、最高の瞬間でした。

これからは、飯干さんが残してくれた大きな足跡を追いかけながら、新チームで頑張っていきます。

放送部の更なる活躍に、ご声援のほど、よろしくお願いいたします。