12月26日、本校の大会議室にて、福岡県弁護士会の弁護士の方々にご来校いただき、「公共」に関する出前授業をしていただきました。

1コマ目は、「社会は本当に男女平等？」というタイトルで、さまざまな統計をみながら、現在なぜ女性医師が少ないのかを考えていきました。

2コマ目は、「ジェンダー平等について考えてみよう」というタイトルで、日本国憲法第14条の「法の下の平等」と、女性医師を増やすために医学部入試において男女同数の合格者になるように入試で調整することについて問題があるか？について、班ごとに話し合ったりしました。

難しいテーマではありましたが、生徒の感想をみると、「自分にとっては平等と感じているが、違う立場の人にとっては不平等なこともある、ということに気がついた」とか、「今まで自分は男女差別を感じたことはなかったが、社会に出たらさまざまな差別があることを知った。『早く気づけたことに意味がある』という弁護士の方の言葉が印象に残った」といったものがあり、生徒たちは多くの気づきを得たようでした。