中学3年生 職業講演会 パート2(前期の「総合的な学習の時間」を振り返って③)

2023.09.07

中学校
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 前回のパート1に続き、9月2日(土)に行った中学3年生(Ⅰ・Ⅱ類)の職業講演会について、ご紹介します。

 この講演会は、様々な職種に携わっておられる8名の方々をご講師に招き、キャリア教育を兼ねて行いました。その中から2名の方の講演を生徒たちは聴き、その後、班の中で教わったことや感じたこと、気づきなどをお互いにシェアしました。

 以下は、ご講師の皆様の職種等の紹介と生徒たちの感想です。

5.九州大学 工学研究院 准教授(地熱の研究)

・思った以上に興味がある内容がいっぱいあって面白かったです。JICAとの国際地熱研究コース研修や、留学生の受け入れなどから、国際的なつながりがたくさんあるのだなと思いました。

・海外や宇宙まで飛び出して、未来のエネルギーや地球のことについて考えているのがすごいと思ったし、興味深かったです。

・今回、自分の身近ではない話が聞けてとても新鮮でした。世界中を飛び回り実際に自分の目で見て観測したり、研究したりしていて、自分の好きなことを突き詰めるということの楽しさに改めて「いいな」と思いました。

6.学校法人 豊田学園 理事長(淡水幼稚園 園長)

・私は教師になりたいと思っているので、この講演を聴きました。子供たちは常に進化し続けていて、それを支えたり、その過程を作っていく、この仕事はとても素敵な仕事だな、と感じました。

・私自身も幼稚園の先生を志しているため、すごくいい機会になりました。・・・今までは、夢を見ることしかなかったけど、実際に話を聞いたことによって、夢が現実に近くなったような気がしてすごく楽しかったです!

・最後にご講師の方は、何か夢中になることを、精一杯頑張ってほしいと伝えてくださったので、私もただ中途半端に取り組むのではなく何事にもやる気を持って物事に取り組みたいと思いました。

7.シニアマネージャー(環境・資源エネルギー分野におけるコンサルティング業務)

・この職業自体には直接的な資格がないため、(相手が自分に持つ)積み重なる信頼や安心感が大切だというお話が一番印象に残っています。色々な分野や専門知識を持った方々が連携することで、仕事は成り立っているのだと思いました。

・コンサルタントという仕事は、自分の持っている知識などを最大限に活かすことができるのではないかなと思いました。私はたくさんの方とコミュニケーションをとることがとっても好きなので、この仕事に興味が湧きました!

・質疑応答で、ご講師の方に「脱炭素のために一番大切なことは何か」と聞いてみたところ、「考えるだけでなく実際に行動することが大切」と聞きました。とってもそうだと思いました。

8.日本語講師(外国人留学生を対象)

・講演や質疑応答の中でとても丁寧にお話をしてくださったおかげで、国際交流や言語学習などに関するヒントを得られたと思います。

・外国に興味を持ち、文化に触れ、その国の人と交流する。このことが世界を知るのに大事だと考えた。

・講演を聴いて、やりたいことを見つけたらとりあえずやってみるという、すぐに行動に移すことが大事だと思いました。それは言語を学ぶ上でも、自分の将来に向けてでもできることだと思うので実践していきたいです。

8名の講師の皆様には、お忙しい中、本校生徒たちのためにご講演いただきました。この場をお借りして、厚く御礼申し上げます。

中学3年生は、来月、海外研修(ベトナム・ハノイ市)を行います。視野を広げ、志を持って学校生活を送れるよう、これからも「志のタネ」を蒔きつづけたいと思います。

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