【中1】夏休み特別プログラム①「英語でScratch」(プログラミング初級)

2024.08.01

更新情報

中学1年生では、希望者を対象に、プログラミング初級「英語でScratch」を3日間実施しました(7/22~7/24)。

参加した生徒たちの多くが、小学生の時にScratch(以下、スクラッチ)でのプログラミングを経験していました。

しかし今回のスクラッチでは、言語設定が英語です。当然、ブロック(プログラミングの指示が書いてあるもの)もすべて英語。私たち教員の指示も、ときどき英語を交えて行いました。

加えて今回は、スクラッチで数学の一次関数に挑戦しました。最終的なゴールは、動かしたい対象物が座標軸上のどこにあり、XやYの値をどのようにプログラミングしたら、お手本通りにグラフの線を引くことができるか、というものです。

プログラミング ✖ 英語 ✖ 数学、まさにSTEAM的な思考です。ちなみに、スクラッチにもともとある指示には、「線を引く」というものはありません。

生徒たちは2~3人でチームを作り、協力しあいながら、試行錯誤を繰り返し、結果的にすべてのグループがゴールに到達することができました。

今回は、社会科と英語科の教員でこの特別プログラムを行いました。印象的だったのは、わからない単語を英語科の教員で聞くことなく、自分たちで辞書をたくさん調べて理解しようとした姿です。

生徒たちの組んだプログラミングを見ると、お手本のプログラミングと違いますが、試行錯誤して完成させている軌跡が見て取れました。同時に、1つのゴール(目的地)にたどり着くルートは複数あることを、生徒たちは身をもって体験することができました。

以下は、生徒たちの感想です。

「うまくいかなかったりして難しかったけど、すごく楽しかったです。」

「あまりプログラミングが得意ではありませんでしたが、どうすればできるか考えながらできたので、これからもしたいです。」

「小学生の時は、X座標・Y座標の意味が分からなかったけど、この特別プログラムを通してわかるようになって、もっとスクラッチに興味を持ちました。」

At first it was difficult, but I was happy when I cooperated with my friends and succeeded.

I devised ways to combine and adjust each item one by one.

I’m grad I took the course because I was able to make friends with people in the first grade and learned English and Math.

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