九州大学医学部訪問

2024.10.24

更新情報

10月23日(水)に、高校1年生と高校2年生の希望者を対象に九州大学医学部訪問を実施しました。はじめに、実際に医学部の講義が行われる講義室において、神経内科学教授の磯部紀子先生に「研究ってなんだろう?」と題した講義をしていただきました。研究は誰がするのか、何のためにするのか、研究をすることによって感じることなどを、磯部先生の体験や研究活動を交えながら高校生に分かりやすい言葉で伝えていただきました。そして、生徒が学校で行っている探究活動においても、「疑問に思ったことを調べてみる」「分かったことを人に伝える」「周囲の人(得意な人)の協力を得て解決策を図る」といった体験は、今後様々な場面で役立つので一生懸命に取り組んでほしいというメッセージをいただきました。次に「人体・病理ミュージアム」と「医学歴史館」を巡り、九大医学部病理学教室が100年以上かけて収集した貴重な肉眼標本や、九大病院キャンパスの歴史順に整理された貴重な展示物などを見学しました。九州大学医学部では、卒業時に身に付けておくものとして、「生涯学習能力」「医学知識」「診療技能」「科学的探究心」「医療安全」「チーム医療」「コミュニケーション力」「地域・国際社会への貢献」「医師・研究者としての使命感と倫理観」を挙げておられます。これらのことを大学で学ぶための基礎的な力をつけるべく、日頃の学習に励み、今回キャンパスを訪れて体感したことを今後のモチベーションアップにつなげてほしいと思います。

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