マウスの解剖で
外科手術体験をしよう!
2023年 7/26
7月26日(水)の「夏休み特別プログラム」は,「マウスの解剖で外科手術体験をしよう!」です。
この授業は理科の時間に学んだヒトのからだの構造と実際に解剖したマウスのからだの構造を比較することで共通の器官の位置や形をとらえ、知識の定着を目指したものです。
まず,筑紫女学園が仏教校であるということから仏教の授業を担当されている戸﨑先生より「いのち」についてのお話をいただき合掌・礼拝をすることからスタートしました。マウスはは虫類のエサ用として販売されている冷凍マウスを使用しましたが、配布するとその外見から「可愛い」と言う声とともにこれから解剖する緊張感が伝わってきました。教員がデモンストレーションをおこなった後、同様の操作を指導していきましたが、こちらの想像以上に生徒の思い切りやチームワークがよく綺麗に器官を切り分けていました。1時間の授業でしたが、終了後も作業を続ける生徒も多く、以下のような感想がありました。
生徒の声
初めての体験でしたが丁寧にでき、人との体の作りの違いもわかりました。命について、とても考えさせられました。思っていたよりも出血はしなくて内臓がよく見えました。友達が解剖しているのを見ることしかできなかったけど、良い経験ができて嬉しいです。
それぞれの器官の仕組みや配置がわかりました。理科の体の仕組みに興味が湧きました。今日は初めて生き物の解剖をして、先生がしているときは簡単に見えましたが、自分たちでやってみると、とても難しかったです。人間とネズミの器官がリンクしてこんなに小さい動物でも人間のような臓器が備わってるんだなと思うと感慨深かったです。臭かったです。生き物の体の作りの複雑さに驚きました。
マウスを使って臓器などを見ることができ貴重な体験になりました。脳外科医にも興味があるので、脳までは見れませんでしたが頭蓋骨を見れてよかったです。初めての解剖で、最初は体を壊してしまうのではないかと心配しましたが、最後は素早く丁寧に出来ました改めて命を大切にしようとかんじました。
解剖は初めてでしたが、貴重な体験が出来て良かったです。私は将来医師になりたいので,このような体験ができてよかったです。普段なかなか解剖の体験はできないので特別プログラムを通して素晴らしい体験ができるのは筑女ならではだと感じました。また機会があれば他の動物の解剖もしてみたいです。先生方、ありがとうございました。